《DIABOLIK LOVERS》吸アイ【R18】
第4章 新生活…?
私はベッドから立ち上がり、部屋の扉まで勢いよく走った。
…実際には走ったつもりだったのに…。
2步か3歩走ったら、脚に力が入らなくなり床に膝から崩れ落ちてしまった。ごつんと鈍い音響いたけど、何故か痛みは殆ど感じなかった。
じわじわと痛みより全身に痺れが走った。
「どうしたのビッチちゃん?全身が痺れて動けない…とか?んふ。」
「やめてこないで!」
這いつくばって近ずいてくるライトくんから逃れようとしても、腕にも力が入らなくてただ床に倒れこんでるようにしかなっていない。
とうとうライトくんに身体を持ち上げられてしまった。
「レイジの作品大成功だ!痺れ薬と…おっとこれはまだ言わない方が楽しい。」
「やめてよぉ…、」
「泣いたってやめないよ?」
ライトくんに抱き上げられているのに痺れでいまいち感覚がなくて、浮いてるみたい。