第2章 -シャワールーム-(花巻/岩泉)

「…ったく、あいつら早々にシャワー浴びやがって。」

「ま、とりあえず今なら誰もいねーし空いてるだろ。」


ガチャ…



「「「「・・・。」」」」



「「きゃーーーーっ‼︎」」

「ヘンタイっ‼︎バカっ‼︎貴大、何やってんの⁈ヘンタイっ‼︎痴漢っ‼︎」

「おいっ‼︎ヘンタイって2回言うな‼︎(やべぇ…ガキの時以来に見たぞ…)」

「バカ貴大っ‼︎バカヒロっ‼︎ちぃちゃん、タオル！」

「きぃちゃん、ありがとー！ハジメくん、欲求不満なの⁈何やってんの⁈」

「は⁈ちぃ、ふざけたコト言ってんじゃねぇよ‼︎(ちっ…タオル巻くなっつーの。)」

「つぅか、ココ、男のほうだろ。ヘンタイはどっちだよ？」

「女性用、壊れてるの！及川くんがもう皆終わったって言ってたから、わたしたち…」

「「(グッジョブ‼︎クソ川！)」」

「ま、いーや。つぅか、きぃ、色々と成長してんじゃん♪」

「バ…バカっ‼︎見ないでよっ！」

「…っ⁈(んな顔されたら、余計見たくなんじゃねーかよ。)」

「ちぃは成長早かったもんな。(相変わらずオレ好みだよな…)」

「…ハジメくん、その発言オヤジっぽいよ？」

ガタッ…

「あ、シャンプー落としちゃった…」

「…っ⁈おいっ‼︎ちぃ！しゃがむなって‼︎(太ももんトコやべぇただろっ⁈)」

「…っ‼︎(お…♡ちぃちゃん、それはやべぇよ♪」

「バーカーひーろー？」

「ちぃ！アホっ！早く立て！」

「ハジメくん、ひどーい！」

「…(ふぅ…早く気づけって。)」

「あ…タオル、ズレてきちゃう…」

「…っ！(へぇ…なかなか♪)」

「おらっ‼︎岩、きぃのコト見てんじゃねーよ！(きぃのアホ！タオルくらいうまく巻いとけ！)」

「ハジメくんっ‼︎」

「バッ…‼︎見てねぇよ！」

ガチャッ…

「マッキー！岩ちゃん！忘れてた！今日、女子のシャワールーム、壊れ…あ♡2人ともなん…」

「「くーそーかーわーっ‼︎見んなっ！」」

…ガツン！

…ガツン！

「2人でシャンプーとリンス投げないでよ！ひどいっ！」

「及川くんのバカ！」

「徹、なんかやらしい！」



「よし、花…2人が及川攻めてるうちに逃げんぞ。」

「おう。」


---End---