第2章 ひとり、えっち。
『…ってわけです。』
あのあと目覚めた私。
状況説明をした私はリエーフにも、どうしてここにいるのかを説明を求めた。
「メールしても電話しても出ないから直接来たんです。
鍵は合鍵使いました。」
脱衣所に置きっぱなしだったスマホはリエーフが持ってきてくれた。
そこには何件もの着信とメッセージ。
多分、お風呂に入ってからだと思う。メッセージを受け取ったの。
「おかげでいいモノ見れましたけどね?」
そう、意地悪な顔で笑うリエーフ。
『リエーフのばか…』
「気持ちよかったくせに。」
『っ…知らない』
そう言い、そっぽを向けばリエーフが擦り寄る。
「でも…」
ぽつり
喋るリエーフ。
「もう、俺の前以外エロい顔禁止。」
『…はい。』
本日、乱れさせてもらったバイブ。
どうやら、お役御免のようです…
end