第13章 涙
「そろそろ行きますか殿下!」
アルスラーンは頷いた
「里奈ー!!」
「リキ!?待ってアルスちゃん!」
里奈は慌ててリーフから降りた
「どうしたの?」
「俺も行く!」
「え?でもシュウさん達はいいの?」
「あいつらには許可っていうか行ってこいって言われたから‥」
「仲間になってくれるということなら心強い。皆も構わないだろ?」
アルスラーンの言葉に皆は頷いた
「余ってる馬はないみたいだからとりあえず一緒に乗る?」
「あぁ‥わりぃな」
「なんかリキ初めてあった時にくらべてスッキリした感じ」
「そうか?」
「元気になった感じがする」
「この馬ってお前の馬か?」
「うんリーフっていうんだよ」