第11章 黒幕
「なんだと?」
「二人とも!」
里奈は止めようとしたが遅かった
「喧嘩しないで!」
「ナルサス様は渡さない!」
「私とナルサスは結婚するんだからね!」
するとナルサスが入ってきてエラムとアルフリードの頭を叩いた
「いい加減にしろ!二人とも!」
「ナルサス!きいておくれよ!エラムが!」
「うるさい!落ち着けアルフリード」
エラムをみると泣きそうな顔だ
「エラム!」
アルスラーンはエラムに近づいた
「大丈夫か?」
「はい」
「海賊船がきたぞ!」
「グラーゼとダリューンは先に行かせている」
港に向かった
「ナルサス?」
「なにか怪しい人物がいると思いか?」
ナルサスは頷いた