第11章 黒幕
「ナルサス様は結婚する気なんてないのにあいつがあんな事いうから誤解されてナルサス様が困るんです」
「アルフリードにそれを伝えても喧嘩しちゃうよね?」
エラムは頷いた
「アルフリードとも仲良く出来るはずだよ!」
里奈は笑顔でそう言った
「戻ろう?」
「はい‥」
部屋に戻っているとアルスラーンが慌ててやってきた
ダリューンも一緒だ
「エラム!」
「殿下!ダリューン様!」
「殿下が心配していたぞ?」
「ご心配をおかけしてすいませんでした。殿下!」
エラムは頭を下げた
「殿下!」
ギーヴがやってきた
「殿下に会いたい人?」
「わかった今いく」
「里奈はエラムといてくれ」
里奈は頷いた