第10章 ここにいたい
「な‥なんだエラム」
「いえ‥別に」
エラムは怒っているようだ
アルフリードがおかまいなしにナルサスに抱きつくとエラムは舌打ちをした
「エラム!?」
「殿下!あまりあの三人に関してはふれないほうがいいでしょう」
「ダリューンがそういうならそうしよう」
里奈はアルフリードをナルサスから離した
「ちょっと里奈!」
「エラムの気持ちも考えてあげて!」
「は?知らないよ!ナルサスは私の夫なの!くっついたっていいでしょ?」
「もういい‥」
エラムはそういうと部屋からでていってしまった
「エラム!」
里奈は追いかけようとしたがナルサスは止めた
「何よ!あいつ」
「アルフリード‥」