第10章 ここにいたい
ベットに押し倒された
「里奈殿私と付き合って下さい」
「いや‥俺と付き合ってくれ」
里奈は涙目だ
「泣かないで」
「ギーヴは私がダリューン好きだとしってるのにどうしてこんな事するの?」
「それはあなたが好きだからです。ちなみにダリューン卿があなたを好きな事も知っています」
それをきき里奈は笑った
「ギーヴ‥あなたは何が目的なの?」
「怒らないのか?」
「うん‥なんでかな‥怒ろうと思えないよ」
「ダリューン卿さっきから黙っているがいいのか?」
ギーヴはにやっと笑いながら言った
「里奈とは付き合いたい‥だが里奈の気持ちが揺れている気がするんだ」
ギーヴは首を傾げた
「ダリューンと両想いなのは嬉しい‥だけどギーヴの事を思うと‥本当にいいのかなって思って‥」