第9章 ギラン
「どうぞ」
食卓には豪華な食事が
里奈はギーヴの隣に座った
「里奈殿!さぁお口をお開け下さい」
ギーヴは里奈の口に料理を運んできた
「あむ‥」
「美味しい?」
里奈は頷いた
「よかった‥」
「ギーヴが作ったんじゃないでしょ?」
里奈がそういうとギーヴは笑った
「お部屋へ案内します」
部屋へ案内された
「部屋は二人ずつになります」
アルフリードはファランギースと顔をあわせ頷いた
「殿下と‥」
「里奈殿と俺でなろう」
ギーヴは里奈の肩に手をおいた
「殿下と俺でなる」
「私はファランギースとでいいよ」
里奈はギーヴと部屋に入った
「里奈殿‥」
ギーヴは急に真剣な顔になった