第7章 殿下!
ナルサスはエラム達と合流した
「行きましょうナルサス様」
「あぁ」
「待っててね殿下」
ギーヴもジャスワントと一緒に向かった
里奈が門までくるとキシュワードが立っていた
「どこへいく里奈殿」
「アルスラーン殿下の元へ行きます。そこをどいてくださいキシュワード殿」
「それは出来ない‥」
「私は国王陛下の言いなりにはなりません。かつて私を追放したのは国王陛下です。なので私がいなくても‥」
キシュワードは剣を抜いた
「‥キシュワード殿!」
「お主が私に勝てた事はあったかな?」
里奈はキシュワードと稽古でも勝てた事はない
それでも里奈は剣を抜いた
「こい!」
里奈はキシュワードの攻撃をかわすがキシュワードはその上をいく