第6章 追放
「アルスラーンよ!もうこやつと絡むでない!」
「父上なにを!?」
「かつて里奈を追放したのはこの私だ」
里奈の肩は震えている
「里奈‥貴様をあの時アルスラーンにあわせなければよかった」
「父上おやめください!里奈は‥里奈は私の大切な幼馴染であり仲間です!!」
「アルスちゃん‥」
だがアンドラゴラスは里奈の腕を強く掴んだ
そして里奈を蹴っ飛ばした
「里奈!!」
「国王陛下!里奈がなにをしたのです!!」
ダリューンはアンドラゴラスを止めようとした
「黙らんか!」
「父上おやめください!!」
アルスラーンは声をあげた
「貴様!!」
「殿下!!」
アンドラゴラスはアルスラーンを追い出した