第18章 アルスラーン国王陛下
「どうしていつも邪魔をするのさ!」
「邪魔なのはお前だろ!!」
「ま‥まぁまぁ‥ナルサスは絵に専念したいんだろうからさ‥」
里奈がそういうと2人は静かになった
「アルスラーン殿下奴隷廃止とかっていってたけどそんな事したら経済が発展しないんじゃない?」
「大丈夫だよ。貿易もするんだろうけど自給自足方針なんじゃないかな?アルスちゃんはさ‥」
「里奈はいつまでちゃんづけなのさ」
「アルスちゃんにはこのままでいいっていわれたからさ」
「自給自足‥」
ふとエラムはそうつぶやいた
「なんだい?」
「いや‥なんでもない」
「ナルサスの絵がきになるんだけど」
「私も‥」
「完成してからのお楽しみだぞ?」
「わかってるわよ!!」