第18章 アルスラーン国王陛下
翌日イノケンティスが生き残った兵と国民を集めた
「お主達に新しい国王を紹介する」
国民達はざわつきはじめた
アルスラーンが登場すると静かになった
「アルスラーン国王陛下だ!」
「アルスラーンと申します」
アルスラーンは頭をさげた
「この者がこの国をよりよいものにしてくれる」
すると
「あの時のアルスラーン殿下!!立派になられて」
「がんばってくださいよ!」
バッシングがくるのではと心配していたがそれはなかった
「よかったなナルサス」
「あぁ‥」
ナルサスは微笑んだ
「里奈‥何ないてんの!!」
「だって‥アルスちゃんが国王に‥国王に!!」
「泣くことないでしょ!!」