第14章 言いなりにはならない
「ダリューン‥お前がどうにかしろ」
「‥どうしたらいいのか俺にもわからんのだ。そっとしておいたほうがいいのかもしれん」
「二人とも里奈なら大丈夫だ。落ち込んだ時はダリューンのいうとおりそっとしておいてあげてくれ。時間がたてば元気になる」
アルスラーンにいわれナルサスとダリューンは頷いた
「リキ!ラードからはどのくらいの兵をかしてもらえるのだろうか‥」
「急ぐ気持ちはわかります殿下。ですがそれは‥」
するとラードとリンジがやってきた
「ラード殿どうされました?」
「私の息子‥リンジも力をかすとの事を伝えに参りました」
「一緒に行くということか?」
ラードは頷いた
「でも‥里奈を‥」
ナルサスはアルフリードの言葉をとめた