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焔に立つ 【おそ松さん×黒子のバスケ 】

第5章 チャイナドレスと武器は闇


カラ松とが出かけた後

残っていたおそ松とチョロ松が広間に居た。

「おそ松兄さん、チョロ松兄さん、
渡したい物があるんだけど。」

重たい足取りでそう言ったのは一松。

テーブルの上に、ドサりと置かれたは
が最初にここに運ばれて来た時着ていた、
黒いチャイナドレスと装具・・・・・。

「一応、研究室のロッカーに仕舞ってた。
カラ松と、の居ない時調べて貰った方が
いいかなって・・・・・。」

一松なりの優しさなのだろう。

チャイナドレスと装具を見つめる
おそ松とチョロ松。

おそ松が口を開く。

「チョロ松。
その装具に、カラ松が持ってきた中型ナイフ、
あわせてみな。」

「・・・・・分かった。ちょっと待って。」

広間にある、チョロ松用のデスクの引き出しから、
中型ナイフを取り出す。

おそるおそる装具に差し込んでみる・・・・・。

それは、スッとの装具に当てはまった。

「やっぱりか・・・・・。」

フーっと煙草の煙を吐き出しながら
おそ松は冷静に言った。

「やっぱりって・・・・・。
おそ松兄さん、どうするの?」

チョロ松は慌てているようだ。

「チョロ松。お前
自分が言った事忘れてない?
その武器、二本の筈だろ?
それが、カラ松が見つけたのは一本だけ。
ちゃんに、なんかあったのは間違いない」

「何かって、仲間割れとか?・・・・・」

チョロ松がおそ松に問う。

「或いは、ちゃんがターゲットになったか・・・・・。
とりあえず、チョロ松。二本と言う事で
その武器、データベース・・・・・」

そこでおそ松は言葉を止めた。

「どうしたのおそ松兄さん?・・・・・」

「チョロ松、一松。
ちゃんは今は只の女の子なんだ。
記憶がないんだからな・・・・・
もし、何かちゃんの情報が出てきても、
ちゃんとカラ松に、俺は言えない。
だから、調べるのは止めよう。」

おそ松は笑顔でそう言った。

「僕は賛成・・・・・、無理に記憶思い出させるの
良くない・・・・・、最悪、精神崩壊するかもだし。」

一松が言う。

「分かったよ・・・・・。」

と、チョロ松は一言だけ呟いて、ナイフを引き出しに仕舞った。

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