第10章 大野 ルーム 2
~ 大野side ~
久しぶりの休み 。
目が覚め 、ベッドの上でいつものごとく ぼーっとする 。
今日何しよう ...
時計を見ると 、もうすぐ昼 ...
とりあえずベッドから出て リビングの扉を開けた 。
松「 あ 、おーのさんおはよ!」
... 何事ですか ... ?
「 あれ ... 、なんでいるの ... 」
松「 んふふ 、来ちゃった ♪」
俺が渡した合鍵を手に持ち 、ぶらぶらと見せる 。
松「 あ ... 、もしかして怒ってる ... ? 」
びっくりはしたけど ...
起きたら潤がいる なんて 嬉しいよ ?
「 怒ってないよ ? 起こしてくれればよかったのに ... 」
ラグの上に座る潤のすぐ隣に腰を下ろした 。
松「 んー 、だって すげぇ気持ちよさそうに寝てるんだもん ... 」
あ 、見てたのね ...
「 久し振りに1日オフだったからねぇ 」
松「 最近おーのさん忙しくて あんまり会えてなかったからさ 、悪いかなって思いつつ 、顔みたくて来たんだよね 。」
こんなことでさえ 幸せを感じてしまう 。
「 ありがとね ? 潤 」
そう言ってそっと抱き寄せる 。
松「 ん ... 、おーのさん ... キス したい ... 」
少し紅く染まった顔で そんな可愛い事を言う 。
「 ... それだけで いいの ... ? 」
にやりと笑みを浮かべ 、触れるだけのキスをする 。
松「 ん っ 、もっと ... 深いの ... たくさんして ... ? 」
「 ふふ 、じゃあ 向こう ... 行こうか 」
チラリと寝室を見やる 。
潤は 黙ったままコクリと頷いた 。
潤を立たせ 、手を繋いで寝室へ向かった 。
扉を閉めた瞬間 、潤の唇を塞いだ 。
松「 んん っ ... 、ふ ぅ ... 、ん ... 」
舌を絡めると漏れ出す 、潤の甘い吐息 。
腰を撫で 、シャツの中へと手を滑り込ませる 。
松「 ん ... 、はぁ ... お ... のさん ... っ 」
「 潤がして欲しい もっと深いの ... してあげるね ... ? 」
そのままベッドへ 潤を押し倒した 。