第40章 嵐 ルーム 8
~ 二宮side ~
松「 ... かず 、かず ... 」
なんか ... 呼ばれてる ... ?
薄らと目を開けると 、ベッドに横たわる俺を見つめる4人 。
相「 あ 、起きた 、大丈夫 ? 」
大丈夫 ... じゃない 。全身痛いよ 。
ふと窓に目をやると 、既に陽が差していた 。
松「 かずも起きたことだし 、メシ作ってくるわ 」
そう言って 、俺の部屋から出ていく潤くん 。
大「 あ 、俺昼から打ち合わせだ 」
相「 俺も 仕事だぁ ... 」
なんて口々にいいながら部屋を出て行く 。
そして取り残された 俺と翔さん 。
「 翔さんは ? 今日仕事無いの ? 」
櫻「 あぁ 、俺は休み 」
そう言いながらも部屋を出て行こうとする 。
「 ... 待って 、何か 、言いたい事あるでしょ ... 」
ピタリと動きを止め 、ゆっくりとこちらを向く 。
櫻「 ... 俺だけまだなの 。... 言いたい事 わかるよね ? 」
わかるよ 。翔さんが始めたのに 、まだ俺に入ってないの 。
「 いいよ ... ? 」
ニヤリと笑ってまた俺に近付く 。
櫻「 ふふ 、後悔すんなよ ? 」
「 しないよ ... っ 」
そうして 、また愛される ...
やっぱり誕生日は こうじゃなきゃね ... ?
これからも毎年 、楽しみにしてるから ...
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