第38章 大野 ルーム 7
~ 二宮side ~
番組の収録中 。
乗馬マシンに乗ったフリをした俺 。
大丈夫かこれ 、7時台の番組だろ ? エロくねぇ ?
そんなことを考えながらゆさゆさと台の上で揺れる 。
コーナーが終わった辺りから 、恋人の機嫌がどんどん悪くなっていく 。
あれ 、やべ ...
恋人の機嫌の悪さに気付いていないフリをしつつ 、なんとか収録を終え 、楽屋へ戻る 。
俺の恋人がおもむろに携帯を取り出したかと思えば 、俺の携帯に入る恋人からのメッセージ 。
大『 後で俺ん家来い 』
うわぁ~ ... めっちゃ怒ってるよ ...
俺はとりあえず 、わかった とだけ返事をし 、楽屋を後にする 。
車で大野さんの家まで行き 、家の主の帰りを待つ 。
どこかに寄ってきたのか 、数分遅れて事務所の車から大野さんが降りてくる 。
大「 ちょっと用事 、ほら 行くぞ 」
小さな紙袋を持った大野さんに手を引かれ 、大野さんの家に入る 。
玄関の扉が閉まった瞬間 、壁に押し付けられ 、唇が奪われた 。
「 んんぅ っ!? 」
唇を割って入ってくる 大野さんの尖った舌 。
突然のキスに逃げる腰をしっかりと掴まれ 、舌さえも絡め取られてしまう 。
「 んん ... 、はぁ っ ... ん ... 」
大「 っ はぁ ... 、... わかるよね ... ? 」
... わかるよ 、俺のことを嫉妬させたんだから 、好きにさせろ でしょ ?
俺が黙って頷くと 、妖しい笑を浮かべながら 、再び深いキスが落とされる 。
そのまま靴を脱ぎ捨て 、キスをしたまま寝室のベッドへ2人でなだれ込む 。
大野さんは俺の身体をいやらしく撫で 、スルスルと服を脱がせていく 。
大「 お前 、お仕置きされてんのに こんなに期待してんのか ... 」
俺の身体は熱く火照り 、真ん中も 、苦しそうに布を押し上げていた 。
あんなにキスされたらしょうがないでしょ ... っ