第36章 二宮 ルーム 6
~ 櫻井side ~
俺がかずの中で果てると 、かずも俺を抱き締めながら果て 、俺とかずの腹を 白濁で汚した 。
「 はぁ ... っ 、ちゃんと受け取ったか ? 俺からのご褒美 ... 」
そう耳元で囁くと 、身体を震わせながらコクコクと頷いた 。
汗や白濁で汚れた身体を洗い流すため 、風呂へ行こうと身体を起こす 。
二「 や ... 、翔ちゃん ... 」
「 え ... ? 」
背中に回した腕に 更に強く力が入った 。
二「 ... もうちょっと このままでいて ... ? 」
そう潤んだ目で呟くかず 。
... なんなんだよ 、可愛いすぎだろ ...
ようやく落ち着いて来た身体の奥の疼き 。
かずの一言で また火が灯ってしまった 。
「 お前は本当に ... っ 」
俺は かずをひょいと抱き上げると 、寝室のベッドまで運び 、お互い何も出なくなるまで かずの身体を味わい尽くした ...
「 ん ... っ 」
カーテンから射し込む光で目を覚ました 。
隣には かずの温もりだけが残っていた 。
「 かず ... ? 」
リビングへ向かうと 、かずがソファに座ってコーヒーをすすっていた 。
二「 あ 、おはよ 翔ちゃん 、コーヒー飲む ? 」
「 うん 、ありがと 」
俺もソファに座り 、コーヒーを待つ 。
テーブルの上には 昨日床に散らばってしまったチョコレートが並べられていた 。
二「 ふふ 、それ 2人で食べよ ? 」
昨日 嫉妬してた俺が情けなく思えるぐらい かずは何も気にしてなくて ...
二「あ 、そいえば ... 」
かずが冷蔵庫から 箱を取り出し 、俺に渡す 。
二「 チョコ!遅れてごめんね ... ? 」
気付けば かずをギュッと抱き締めていた 。
二「 翔ちゃん ... ? 」
「 お前本当最高 ... 、愛してる ... 」
二「 ふふ 、俺もだよ 」
唇が重なると 、少しだけコーヒーの味がした ...
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