第26章 二宮 ルーム 5
~ 二宮side ~
「 ん っ ... 」
目を覚ますと 、もう既に外は明るかった 。
櫻「 あ 、起きた ? 」
「 うん ... 」
リビングの扉が開き 、いつもの翔さんの爽やかな笑顔が見える 。
身体もベッドも綺麗にされ 、きちんと服も着ていた 。
気怠い身体を起こし リビングへ向かう 。
松「 おはよ 、大丈夫 ? 」
「 なんとか ... 、あ 、服ありがとね ... 」
櫻「 脱がしたら着せなきゃな (笑) 」
昨日とは全く違う 、穏やかな雰囲気 。
やっぱり好きだなぁ ...
松「 ... でさぁ ... 、俺と翔さん どっちが気持ちよかった ? 」
「 ... は ? 」
なんでこのいい雰囲気ぶち壊すかなぁ ...
櫻「 どっちも って言ってたもんなぁ ... 」
「 いや 、だってホントに ... っ 」
あれ 、なんか話がヤバい方向に ...
松「 翔さん 、今日決着つけるよ 」
櫻「 おう 、臨むところだ!」
そう言って2人して俺を見る 。
「 いや 、俺はいいって言ってないからね ? 」
松「 ... へぇ~ 、昨日あんなにヨガってたくせに 」
櫻「 変態だからもっとして!って 言ってたくせに 」
くそ 、なんで覚えてんだよ!
「 う 、うるさい っ!」
今日も大好きな2人から 、たくさん可愛がって貰えそうです ... ♡
« The END »