第25章 櫻井 ルーム 4
~ 大野side ~
自分から入れたくせに 声を出すのが恥ずかしくて 、思わず口元を手で抑えてしまった 。
櫻「 ねぇ 智くん ... ? ストレッチも 、えっちも 、声出した方がいいんだって ... 」
「 え ... ? 」
櫻「 だから ... 、もっとイイ声で啼いていいんだよ ... 」
やだ っ ... 、恥ずかしいよ ... っ
しかし 、自分の意に反して 、声は漏れてしまう 。
櫻「 我慢してるとこ 可愛いけど ... 、我慢できない智くんも見たいな ... 」
そう言って 俺の腰を掴み 、更に奥へと進入する 。
「 やぁ っ 、あぁ ... っ 、しょ ... 、だめぇ っ !」
翔の首に腕を回し 、ギュッとしがみつき 、顔を埋める 。
櫻「 はぁ っ ... 、智くん ... 、それじゃあ 顔見えないでしょ ... ? もっと感じてる顔 俺に見せて ? 」
頬に手が添えられると 、翔の方を向かされる 。
「 や っ ... 、恥ずかしいよ ... 」
櫻「 ふふ 、やっと見えた ... ♪ 」
だめ ... 、そんな見たら ... っ
「 あぁ っ 、しょぉ ... っ 、俺もう ... 、イッちゃ ... っあぁ っ!」
ビクビクと身体が震える 。
ゆっくり目を開けると 、翔と目が合った 。
イクとこ見られてた ...!
櫻「 智くん ... 、イクとこもやっぱり可愛い ... 。もっと見たい ... っ 」
そう言うと 、ベッドに押し倒され 、両膝を抱えられる 。
櫻「 その顔も 、声も ... 、全部俺だけのものだからね ... 」
上からガツガツと腰を送られ 、部屋にはパンパンと身体がぶつかる音が響く 。
「 翔 にしか っ ... 、見せないし ... 、聞かせないよ ... っ 」
俺の声も 身体も ... 、全部翔のものだから ...