第23章 嵐 ルーム 4

〜 二宮side ～

俺ももともとそのつもりだったけど 、翔さんの一言で火がついた 。

櫻『 限界来たから 始めちゃっていい ... ? 』

俺らは顔を見合わせると 、妖しく笑った 。

そんな俺らを見て 相葉さんも潤くんも不思議そうな顔をしてる 。

その顔も 、もう少ししたら 快楽で蕩けさせてあげるからね ...

そうして 、俺は開会式と称して 大野さんに深いキスをした 。

大｢ んん っ！んうぅ ... 、ん っ はぁ ... ｣

相葉さんや潤くんを誘うように 、甘い水音を響かせる 。

松｢ ちょ っ 、にの っ！｣

俺を止めようと立ち上がった潤くんを 翔さんが制し 、俺と同じようにキスをする 。

しばらく深いキスをし 、唇が離れると 、潤くんの身体から力が抜け 、ズルズルと床に崩れ落ちてしまった 。

ふぅん ... 、楽しめそうだねぇ ...

そんな俺ら4人を見る相葉さんは ぽかんとした顔 。

さ ... 、相葉さんのスイッチも 押してあげましょうか ...

大野さんから離れ 、相葉さんに近づいていく 。

相｢ かず ... ? ｣
｢ こんなの見てたら 、欲しくなっちゃうでしょ ... ｣

相葉さんの頬にそっと手を添えた 。

｢ 俺で 満たしてあげる ... ｣

そう言って ゆっくりと顔を近付け 、その柔らかい唇を奪う 。

相｢ ん ... っ ｣

固く結ばれた唇を 舌で割開くと 、口内を撫でるように探る 。

俺の服を掴む相葉さんの手にギュッと力が入る 。

｢ 相葉さん ... ? ちゃんと 楽しんでる ... ? ｣

俺を見る相葉さんの目は 怯えているんだ 。

相｢ かず ... 、酔ってるの ... ? ｣

えぇ 、酔ってますよ ... 。でも 貴方達になら 、酔ってなくても こんなこと普通にできちゃうの 。

それに ... 、その怯えた目を どうにかして 、俺達を求める目にしたい 。

大｢ 雅紀ばっかりずるいよ ... ｣

後ろから大野さんの声 。

この人 ... 、スイッチ入ると ドMになるんだ ...

俺達を 求めてくれるんだ 。