第23章 嵐 ルーム 4
~ 大野side ~
久しぶりに 、こっちの家に帰ってくる 。
最近それぞれが忙しくて 、全然集まれなくて ...
今日1番早いのは 多分俺 。
玄関を開け 、暗い家に入る 。
皆が集まるリビングの電気をつけ 、ソファに腰掛けた 。
「 ふぅ ... 」
仕事の疲れもあってか 、いつの間にか眠りに落ちてしまっていた 。
二「 んふふ 、本当気持ちよさそうにしちゃって ... 」
櫻「 これは疲れも吹っ飛ぶよなぁ ... 」
そんな声と 、視線を感じ 、薄ら目を開ける 。
「 ... うわ っ 」
目の前に イケメン4人の顔 ...
お前らずっと見てたのかよ っ
相「 おーちゃん おはよ!」
松「 久しぶりだね 、こっちで集まるの 」
久しぶりとは思えない空気に 、やっぱり安心してしまう 。
俺はこの空間が好きだ 。
相「 ねーねー 、久しぶりだし パーティーしよー!」
櫻「 いーね!しよーぜしよーぜー!」
松「 じゃあ 俺何か作ろっかー ? 」
あんなに俺のこと見てたくせに もう放ったらかしかよ ...
二「 ... 構って欲しいんすか ? 」
まだいたのか ...
「 いや 、そーゆー訳じゃ ... 」
二「 いつでも相手しますけど 」
そう言って不敵な笑みを浮かべるかず 。
不覚にも その笑みに 期待をしてしまう 。
「 ば 、ばか ... っ 」
二「 ふふ 、まずは パーティーですよね ? 」
なんだよ 、まずは って ...
相「 ほら 、おーちゃんもかずも!始めるよー ? 」
二「 はいはい 、うるさいねぇ 、ほんと ... 」
雅紀の明るい声で いつも通りに戻る 。
でも パーティー ってことは 、酒 だよな ...
ってことは ... 、その後 ...
やっぱり そうなのか ...
あんまり飲まないようにしようかな ...
そして 、パーティーも終盤に近づいた頃 ...
「 んふふ 、かずぅ~ ♡ 」
二「 あぁ っ 、もう なに っ!」
... 見事に 酒に飲まれました 。