第71章 謝る時間
矢田さんが変な男に捕まっているのが遠くから見えた。渚とかに向かって、『人の言葉話せ』的なこといってるし……カルマ……英語で挑発してるし……
あの人たち……殺し屋じゃないの??
……あ。頭下げた。あの話……分かってくれたんだね……。良かった。やっぱり……カルマはかわったよ。
男たちが通り過ぎた後カルマは地面につきつけた自分の刃をそっと手の中に戻し入れた感じがした。
私は、男たちの後ろをこっそりついていった……
「遊びとしてはよく訓練されたいた。」
「女のガキまで良い筋肉していた」
口々に感想を述べる男たち、そして別格の男も
「あれだけの手練れがクラス全員で向かって来たら・・皆殺しに20秒はかかるだろうな」