第64章 受験の時間
「本校舎の奴等の気持ちになってみ?追い出したはずの奴が戻ってきて…自分達の上に立たれるんだよ。雑魚どもの屈辱的なツラをあと3年も拝めるなんて最高じゃね?」
「それもあるけど、腹黒生徒会長の配下になるつもりもないし、その悔しがる顔も見たいしね~♪」
「…相変わらずステキな性格で……」
「それに…平均的な学力だったら上の高校はあるけどさ……」
校舎を見上げるカルマ、その視線の先には腹黒生徒会長……。
「タイマンの学力で勝負して面白そうな奴って…多分ここにしかいないんだ。目指す職業は俺だったら普通になれる。ただ今は…単純にバトルを楽しんどくのもアリかなって……。」
腹黒生徒会長とのバトル……好きだよね。カルマ……。
「あーあと、カルマと同じ高校だと毎日会えるしね。同居してるから毎日会えるけど……学校も一緒に通いたいしね。」
「結衣は、俺がいないと本当に駄目だね~。俺もだけどね。」
「えへへ。」
「「イチャつくな!!ドSカップル」」
よく言われるよ。それ……。