第59章 冬休みの時間
「うわっ。キッチン広。」
「……ここはママが大抵使ってるよ?私はそんなに使わないかな?お菓子作り以外ね~。」
冷蔵庫をあけると……信じられなかった。
「……何……これ……。」
「!!煮オレ種類多くね??」
レモン煮オレ、サバ煮オレ、いちご煮オレ、パイン煮オレ、フルーツ煮オレ、バナナ煮オレ、オレンジ煮オレ、ぶどう煮オレ、もも煮オレ、コーヒ煮オレ、紅茶煮オレ……とか、とにかく沢山の煮オレシリーズで一杯だった。
近くにあった、紙を見てみると……
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文化祭のとき、渚君に、結衣の
最近の好きな食べ物と飲み物聞いたら
『飲み物は煮オレシリーズ、食べ物は
あい変わらず、パフェとプリンですよ』
って言ってたから、煮オレシリーズ集めたの。
パフェのお金はいつものところにおいてあるわよ。
賞味期限長いから、友達とか来たときに飲みなさいね。冬休みに帰ってくると思うから
連絡はしないわよー。じゃーね。
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「……これ……どーしようか。とりあえず、カルマは何のみたい?」
「んー、俺サバ煮オレ飲もうかな……」
「え……不味そう……私……紅茶にしよ。とりあえず、適当に持ってこう。」