第57章 正体の時間(2)
「体が熱くて首もとだけ寒いはずだ。触手の移植者特有の代謝異常だ。その状態で戦うのは本気でヤバい。熱と激痛でコントロールを失い……触手に生命力を吸い取られ……向かう先は…」
絶対……体……痛めてるよ……あかりん……。
その時、あかりんの触手が炎に包まれた。
「…うるさいね 部外者達は黙ってて」
炎の触手に驚いた。そんな触手は見たことがなかったから……。
「どんな弱点も欠点も磨き上げれば武器になるりそう教えてくれたのは先生だよ。体が熱くて仕方ないなら…もっともっと熱くして全部触手に集めればいい。」
「…だめだ…それ以上は…!」
「最っ高のコンディションだよ!」
周りを火で囲い邪魔者が入って来れないように炎のリングを作るあかりん……。弱点の環境変化となるし……。