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恋したのは……赤い髪の不良?(暗殺教室)

第57章 正体の時間(2)



「殺せんせーの名付け親は私だよ?ママが”滅ッ”してあげる」

「茅野さん、その触手をこれ以上使うのは危険すぎます。今すぐ抜いて治療しないと命にかかわる!!」

「え、何が?すこぶる快調だよ?ハッタリで動揺を狙うのやめてくれる?」


あかりん……。

「茅野…全部演技だったの?楽しい事色々したのも苦しい事皆で乗り越えたのも」

「演技だよ。これでも私役者でさ、渚が鷹岡先生にやられてる時じれったくて参戦してやりたくなった。
不良に攫われたり死神に蹴られた時なんかは…ムカついてやっちゃいたくなったよ。でも耐えてひ弱な女子を演じたよ。
やる前に正体バレたら…お姉ちゃんの仇が討てないからね。」

「お姉ちゃん…雪村先生?」

「この怪物に命奪われてさぞ無念だったろうな 教師の仕事が大好きだった。『結愛』もこいつのせいで、モデルの仕事が大好きなはずなのに、表情少し変わったんだよね~。切なくなったというか、悲しみでいっぱいというか。私にしか分からないと思うけどね。あー、後、皆の事もちょっと聞いてたよ。」

あかりん……気づいてたのか。
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