• テキストサイズ

恋したのは……赤い髪の不良?(暗殺教室)

第56章 正体の時間


「茅野……どうなってんだよ。ずっとあの触手生やしてたのか」


「……ありえない。メンテもせずに触手なんか生やしてたら……地獄の苦しみが続いてたはずだ。脳みその中で棘だらけの虫がずっと暴れてる気分。表情にも出さず耐え切るなんてまず不可能だ……。」


「しかも……雪村あぐりの妹だって?」

「E組の……前の担任の先生じゃねーか!!」

「……どっかで、前に茅野を見た事あると思ってたんだ。」

「……んー……?雪村先生とは似てなかったと思うけどな……。」

そりゃー、髪型も色かえて、雰囲気もかえた。
気づかないわけだよ。この、私でも気づくのに時間がかかったもんね。


「違うんだよ。キツめの表情と下ろした髪で思い出した。磨瀬榛名って……憶えてるか?どんな役でも軽々こなした天才子役。休業して結構経つし、髪型も雰囲気も全然違うから……気付かなかった。ここに、親友の宮前結愛がいるなら気づいていたと思うんだけどな……。」

……。

「どうしたの?結衣?」

「……なんでもないよ~。」


あかりん……あんた……恨む相手……
間違っているよ??

/ 898ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp