第55章 演劇会の時間
「あとは……杉野。神崎と組んで脇を固める2人をやんなさい。」
「え?いーのかよ神崎さん!?俺りゃもちろんうれしーけど……」
うわー、杉野よかったね~。
好きな人との演劇。
「演技力無くてもよければ、声は他の人があてるんだよね?」
「標的やら暗殺仲間の望みを叶える。それ位なら国語力だけの暗殺者にも出来る事よ。」
………………。
狭間さんも変わったよね?
交わらずに影を好む人だったのに……。
「よっしやるか!!」
「せっかくだ!本校舎の奴等を興奮の渦に叩きこもうぜ!!」
色々準備をして、当日になった。
ビーっと開演の音が鳴り幕があいた。
さぁ、私達の演劇の始まりだ!!