第50章 文化祭の時間
「おーい!いるか渚ー結衣~!?来てやったぞー!!」
さくらや園長、子供たちが来てくれた。
「さくらちゃん!松方さんと園の皆も!!」
「やほほー!さくらちゃん~。」
「へー、付き合い続いてるんだね。渚、結衣」
「うん。ときどき勉強教えに。」
「うん。悪戯の方法を教えに…」
「ま、私専属のカテキョにお願いされたら来てやるしかないよねー。それに、結衣の悪戯とかいやがらせは面白いし、仕返しに丁度いいんだよね~」
「でしょ~★」
「でかした渚、結衣。とりあえず客数だけは稼げたな!あと、結衣、お前が悪戯とか教えたら大変だから止めろ。可哀想だ。」
「は?何でよ!」
「金持ち客でなくて悪かったな」
そう言っても、園長たちは、つけ麺を食べてくれた。
「おおっ!!こりゃ絶品じゃ」
「こんだけおいしけりゃ、売れてるでしょ」
「いや、苦戦しててね。いいもの作っても……大勢の人に伝えるのが難しくって。」
「こーんな、山奥だしね~。」
「……ふーん…心配ないよ。渚と結衣達は不思議な力持ってるじゃん」
「…ああ、日頃の行いが正しければ必ず皆に伝わるわ。」