第50章 文化祭の時間
「…てなわけでさ、やたら本校舎が盛り上がっちゃってんだ。何かE組はやるんじゃないかと」
やばっ。聞いてなかった。どんなわけだろ。
ま、いっか。気にしなくて~
「勝ちに行くしかないでしょう」
大量の串団子を顔や歯に刺して振り向く殺せんせー……。気持ちわりい。
何か……グロい……。うん。大切だからもう一回言う……気持ちわりい。
「カッコ良くねーからなその振り向き!!」
「今までも、A組をライバルに勝負する事でより君達は成長してきた。この対決 暗殺と勉強以外のひとつの集大成になりそうです。そして結衣さん!ひいた目で見ないでください!」
いやー、グロいものは仕方がない!
「・・・集大成?」
「そう。君達がここでやってきた事が正しければ…必ず勝機は見えてきます」