第47章 死神の時間(2)
死神が烏間は戦っているのを殺せんせーが皆に実況する
殺せんせー
「死神がナイフを…あっ違う次はワイヤーだ!!烏間先生これをっ…おおスゴい…避けざまに返しの肘っ…あっダメだ!ナイフを盾に…それを見て瞬時に蹴りに変えたけど…えーと、えーと、ど、同時!!なんか…なんかすごい闘いだー!!」
「何言ってるかサッパリだよ殺せんせー!!」
「わかるように説明しろよ!!」
うん。確かに何言ってるかさっぱりわからない。
「死神が、ナイフを取りだし戦いに挑もうとしたら、次の瞬間ワイヤーにかえた。烏間先生は、それを避けて返しの肘をしようとしたけど、ナイフを盾にされ、それができないから、烏間先生は、返しの肘から蹴りにかえた。でも当たらないでしょ?」
「「え??結衣見えるの?」」
「うん。でも、今のは、先生のを分かりやすくしただけかな?」
視力は両目で4.0。すごいっしょ!!
「心配せずとも、そう簡単に烏間先生は殺られません。死神の持つ技術は確かに多彩。しかも全ての技術が恐ろしく高度。いくら警戒しても彼の前では裏をかかれる。だから烏間先生は…敢えて接近戦に持ちこんだ。場所も…水とコンクリだけのシンプルな舞台…罠を仕込むヒマもない通常戦闘なら、烏間先生の技術レベルは「死神」以上…。烏間先生にイリーナ先生、彼等のようなエキスパートが君達を教えているからこそ…先生も退屈せずに殺される日々を送れるのです。ただ…心配なのは…「死神」は…こんな状況でも…秘密兵器を隠し持っているだろう事……。」
それから色々あって、烏間先生が勝利した。
何か……疲れた。