第47章 死神の時間(2)
「ビッチ先生が投げつけてった首輪だ。」
多少の衝撃をあたえても……爆発しないということか……。乱暴に取ってもある程度平気ってことね……。
「俺等のと同型だよな。どーだイトナ」
「通信回線は起爆命令と鍵解除の2chだけだ。簡単な構造だから乱暴に外しても起爆しないし奴にもバレない。」
「…だそうで、殺せんせー頼むよ。」
「お安いご用です。」
殺せんせーは生徒達の首輪を力ではずしてる
「『死神』も首輪を解析されるのは想定外でしょう」
「殺せんせー、全員の安全を確保したら次は手錠だ。監視カメラに映らないようにこっそり外して。」
「はいはい。結衣さんも手伝ってください。」
「へーい。」
ぶちっ。ぶちっ。ぶちっ。
カエデと渚、カルマの順に手錠を壊した。
それから、ゆきちゃん、杉野、莉桜、陽菜乃ちゃんのも壊した。後は殺せんせーがやってくれた。