第44章 特別授業の時間
「おまえの言う通りやったよ 算数テストの時間だけ不意打ちで出席して…解き終わったら速攻で帰った」
「いじめっ子もテストの最中じゃ手の出しようがなかったでしょ」
「うん 先生以外誰にも行く事言ってないしね むしろあいつら今回点数悪かったってさ 急に出てきた私を気にして集中力削がれたかな?」
「多分ね 自分の一番得意な一撃を相手の体勢が整う前に叩きこむ これがぼくらの戦い方だよさくらちゃん」
「今回は算数だけしか教えられなかったけど こんな風に一撃離脱を繰り返しながら…学校で戦える武器を増やしていこうよ。私達もそうだからね~♪」
「だ…だったらこれからもたまには教えろよな」
「「もちろん!!」」
うわー。渚……あんた……どこ行ってもモテるね。桜さんのハート盗んでますよ?
この、殺し屋が!!