第37章 渚の時間
「…電話通り、そこの小さい、二人に、賞金首を持ってこさせれば俺の暗殺はスムーズにいったのにな。計画ではな、宮川だっけ?そこの生意気な女を使う予定だった。」
……はぁー?私を使う?お前が?5000年早いわ。
「部屋のバスタブに対先生弾がたっぷり敷いてある。そこに賞金首を抱いて入ってもらう。この上からセメントで生き埋めにする。対先生弾に触れずに体を戻すには生徒ごと爆裂しなきゃいけないという戦法さ。生徒思いの殺せんせ~はそんなことしないだろ??おとなしく溶かされてくれると思ってな。」
……私が倒れなくて良かった。
うん。本当に良かった。
私の次に背が低いのは、カエデだよね?