第32章 夏の暗殺の時間
「また、班別行動でまずは、周りに注意がいかないように、注意を反らすんだよね?」
「うん。あーでも、僕達は、はじめに、水中の確認だよ。」
はじめに、遊びたかった……。
……一班が……注意を反らしてくれてるけど……
何……あれ。絶対、先生だよね……
妙に早いし……。
垂直旋回左捻り込みとか……あり得ないしね……。
「上手いことやってんだな。一班の陽動……。」
「やるもんだね~。ちゃんと暗殺も混ぜて、他の班に目が行かないようにしている。」
「次は私たちの班に来る番だよね。」
「そうそう!やることやって、すぐ着替えないとね!」
「りょーかーい。」
水って気持ち~。
そうして、ちゃくちゃくと準備が終わった。