第30章 終業式の時間
「先生!どうせなら私も連れてってよ。カルマ君も。」
「にゅや?良いですよ。二人は同居してるんでしたねー。結衣さんのお母さんから連絡がありましたよ。烏間先生に……。ヌルフフフ。まぁ良いでしょう。」
・・・・・・・。ババァ……余計なことを。
「まただね!先生とどっか行くの。」
「家だけどね。」
やっぱりはやいな。もう着いちゃったよ。
「ありがとう!殺せんせー!」
「いえいえ。では。いい夏休みを。」
「バイバーイ。」
夏講習……夏の暗殺で……
あんなことになるとは誰も思っていなかった。