第28章 操りの時間
成功するのかな……。その作戦。
「てか、本当にあんたが立てた作戦なの?」
「あぁ??」
バチンッ。
「ったぁ!」
「寺坂!何してんだよ!!謝れよ。」
「そうだよ!結衣に失礼だよ。」
なにも、缶投げなくても良いじゃん。
「結衣、はい。」
濡れタオルを渡してくれた……
私のangel……
「渚……ありがと。」
ったく。鷹岡みたいだな。
「知らねぇーし!」
いや、謝れよ!!
「わたしいかなーい。」
「俺もー。」
「行きましょうよ。皆さん!!折角彼が殺る気になってくれたんですよ。」
「うわっ!粘液で固められて動けねぇ!」
……私……嫌なんだけど。
顔いたいし。カルマ君になんて言おうかな。