第23章 暴力教師の時間(2)
「確かに次殺ったら絶対僕が負けます。でもハッキリしたのは、僕らの担任は殺せんせーで、教官は烏間先生です。これは絶対に譲れません。父親を押しつける鷹岡先生より、プロに徹する烏間先生の方が僕は温かく感じます。本気で僕らを強くしようとしてくれたことには感謝します。でもごめんなさい。出ていってください。」
おー!よくいったよ……渚!!
うん。確かにこいつはこの教室にはいらない。
「黙って聞いてりゃガキの分際で大人になんて口を…」
渚!!!これ以上……私から何も……奪わない……でっ!!!
バキッ。……なぎ……さ……じゃない……