第20章 触手VS触手の時間
私達は……切り落とされた先生の触手じゃなくて、あいつの触手に目を奪われた。
「「そーいうことね……(ボソッ」」
それだったら雨の中濡れないわけだ。
全部触手で弾けちゃうしね……
「何処だ……何処でそれを手に入れた?」
先生も怒ってる……。そうだよね……
そりゃー、おこるよね……。
「君に言う義理はないね。殺せんせー。だが、これで納得しただろう。両親も違う、育ちも違う……だが、この子と君は兄弟だ。……しかし怖いかおをするね。嫌なことでも思い出したのかい?」
いや、嫌なことを思い出したとしても、お前らのせいだから。うん。バカなの??アホなの??
変声機的な声で嫌なんだけど。白ずくめ男……。
おまえとあいつが親子なんじゃね??