第20章 触手VS触手の時間
結衣side
そして放課後……教室は異様な雰囲気が漂っていた……
はぁー、危機一髪的な試合か……。
でも………………こいつには殺されたくないな……
「ここは1つルールを決めないか……リングの外に足がついたらその場で死刑……どうかな?」
「何じゃそりゃ。負けたって誰が守るかよそんなルール。」
「いや、皆の前で決めたルールを破れば、先生としての信用が落ちる……。殺せんせーには意外と効くんだ。あの手の縛り……。」
カルマ君も私と同じこと考えてた~。
そうなんだよね……
「それに、先生としての信用が落ちたら……ここで先生出来なくなるかもでしょ?私達の信頼関係が崩れちゃうしね。」
「いいでしょう。そのルール引き受けますよ。ただしイトナ君観客に危害を与えた方も負けですよ。」
「では合図で始めようか……。暗殺開始!!」
バンっ!!