第3章 自己紹介の時間
「小テストやりますよ。結衣さんは、皆とは違うテストやりましょう。学力が分からないので……」
「えー?勉強してないよ。赤点とる自信ある。」
「まぁ、気にしないではじめますよ。」
うわ~。気にしないでいいのか。まぁーいいかー。
配られたプリントをやる。ん?これ簡単じゃね??
「終わりました~。」
「早いですね~。採点しますよ。」
シュッパパパパッ!!
マッハ早っ!!
「なっ!結衣さん!!ま……満点です!苦手な事ないんですか??」
「苦手な事?お化けとか?あとはね、んー、数学はどちらかと言うと苦手だけど??先生の問題は分かりやすかったから~」
「そうですか……」
そうですよ~。
「虫も苦手だよね?」
「渚!それ言わないで!!」
「あーでもカルマ君面白そうだからって駄目だよ?結衣に虫見せたら……。残酷な殺し方した後に、殴られるから。」
だってさ、嫌なものおかれたら誰だって怒るでしょ??
「ふーん。やる気はないけどね~」
やらなくて良いです。うん。虫は嫌いだからね。