第3章 暗殺任務
ー防衛省ー
手紙の通り、午後に黒いスーツを着た2人が来て、車で防衛省まで乗せてくれた
『あっおじいちゃん!』
「美桜〜♥♥」
ギュ!!
『うぐっ!』
受付の所でおじいちゃんが美桜を見つけ駆けだし勢いよく抱きついた
『お、おじいちゃん…苦しい…』
「おお!すまんすまん!」
業「おじさん、仕事は?」
「仕事なら早く終わら「まだ終わっておりませんよ赤坂様!」那奈ちゃん!!」
おじいちゃんの秘書、小原那奈はおじいちゃんの真後ろに立ち襟を掴んで引きずる
「また仕事をサボって美桜ちゃんの所に行くのは止めてください!行くなら仕事が終わってからにしてください!」
「あ〜〜〜〜!美桜〜〜〜〜!」
ズルズル・・・
『お仕事頑張ってねー!』
業「またねおじさん〜」
「ではこちらへ」
おじいちゃんに手を振って二人についていった
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「ーー事情は今話した通りです。地球の危機ゆえ秘密の口外は絶対に禁止
もし漏らせば記憶消去の治療を受けて頂くことに」
『(記憶消去!?)』
業「…怖ッえ!」
「E組の全員に同じ説明をし、他の皆はすでに任務を入ってます。
君達も停学が解けたらE組に戻る。 よって君達にも暗殺任務を依頼します!」
『(暗殺任務…)』
業「…ねぇ、このゴムみたいなナイフ本当に効くの?」
カルマは緑色のゴムナイフを曲げたりして女の人に聞いた
「ええ、人間には無害ですが奴への効果は保証します」
業「…へーえ、まっ人間じゃなくても別にいーか」
ズン!
業「1回さぁ、先生って生き物殺してみたかったんだ」
カルマはゴムナイフを依頼書のド真ん中に突き刺した
『カルマ…』
まだあの先生から受けた傷が治ってないの・・・?
私じゃカルマの傷を癒せないの・・・?
どうしたらいいの・・・