第4章 「先生」
<sideカルマ>
どう見てもおまえらが悪い
俺の中で先生(あいつ)は死んだ・・・
先生(あいつ)は自分で勝手に死んだ・・・
でも今度の「先生」は俺の手で殺してやる・・・
きゃああああああ!
業「んー…美桜…どうしたの…?」
一緒に寝ていた美桜の叫び声で目を覚ました
『寝坊したーー!もうお昼じゃん!カルマも急いで支度して!』
業「あ…もう12時半過ぎだ…」
『のんびり言ってないで支度する!』
バタン!!
美桜は慌てて制服に着替え部屋を出て行った
そういえば今日から学校だった・・・
そう思いゆっくりベッドから降りて着替え始めた
『カルマーー!早くこーい!!』
下から美桜が呼び掛けていた時には着替えが終わり、机の引き出しからナイフを細かく切った欠片を右手に貼り、細いゴムナイフを袖の中に隠した
『カ〜ル〜マ〜!』
カルマ「いま行く〜」
今度の先生はちゃんとした先生かなぁ…?