第25章 職業体験(本番)
そして、その動きは…
恵土「!月影!?」
がきっ
恵土「林雲!?」
がきぃん!
恵土「逆風の太刀!?」
どがぎぃん!!
恵土「柳生新陰流オンパレードかい!!;」
がきぃん!!
刀で全て受けきり
後ろへ跳びながら横薙ぎに払って、エージェントの刀を弾いた。
その直後、瞬時に詰め寄ろうとされたから
恵土「!
(しょうがねえ!)
風月流剛剣術!(かっ!)
風牙爆裂!!」
エージェントが振りかぶってきた刀にタイミングを合わせ
着地と同時に、一瞬で刀をぶった切り
同時に、あまりもの力の変動に
辺り一帯へ衝撃波が解き放たれ、エージェントまで後ろに飛んだ。
ばりぃん!!
粉々に根元から砕け散る刀に
エージェント「!!ほお…」
感嘆の声が響いた。
エージェント「なんて荒々しい剣じゃ。
衝撃波を全体に伝え、叩き壊しおった。まさに剛そのもの」
恵土「えっと;なんかごm
エージェント「安心せい。粉でも存在しておれば十分じゃ」
そういった直後
一瞬で粉が集まっていき、修復した。
と同時に攻撃してきた!!;
だんっ!!
ぶおん!
というのが50回ぐらい続き…
エージェント「やはり強い。
お主なら、装備を扱いこなすことができるじゃろう。
まるで軽業師と言うかフリーランニングと言うか
そういうスタイルまで似てしまったようじゃの、考えるのと同時に動くのもまた然りじゃ」
恵土「え?;テストだったの?;
修業だったんだとばかり(ぽかーん」
エージェント「長年やっとる授与式みたいなもんじゃ。
エクシードもまた、同じような反応をしとったの^^
ほっほっほっ(にこにこ」
恵土「がーん!!)・・;」
エージェント「あほ面さげて目ん玉ひんむいておったわ(にやにや」
恵土「…;」
刀をもとの場所に直しながら、その言葉は続いた。
エージェント「一ついいことを教えておこう。
あいつが救けたヴィランは
もう二度と、ヴィランとして活動することはなかった。
本当の意味で、救けておった。
いつか…
その意味が解るといいの(微笑」
恵土「負けないよ…
そのために、ヒーローになるって決めたんだから(真剣&微笑」
その決意は…
幼き日から誓ったもの――