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越えてゆく者【ヒロアカ】

第23章 修業





瞬時に詰め寄り、まずは格闘戦。


普通に前に構えて
正面から、左右で1秒につき総合10発殴りかかり

それらによってショートは防ぎきれずに後ろへ押される中、それを蹴飛ばす。



と同時に、ショートが個性を発動。

それと同時に私もまた動き、辺りを走り回る。


凍らせていく軌道を走りながら
側転やバック転や片手逆立ちや直角跳びなどで避けていく中

炎もまた発動して、襲い掛かってきた。



恵土「ちらっ)…」

焦凍「…」


黙ったままこっちの様子を窺っているな。



恵土(右足は床につけたまま。

凍らせようと思ったら、即座にできるようにするためか)


避けながら圧縮した風で押し、炎を横へ逸らして氷を解かしていく中



じわじわと氷が迫ってきた。



それに対し、床を蹴って跳び上がって避け

そのまま壁を蹴って直角跳びをし、ショートの左後ろへ回り込みながら


そのまま格闘に持っていき

繰り出した右足蹴りを左腕で受け止め、同時に右足を右手で捕まれた。



焦凍(よし!捕まえた!)

即座に凍らせようとした直後


どごぉっ!!!

生々しい音が響き



焦凍「がはっ!」


どぉん!!

ショートは、反対側の壁までふっ飛ばされた。



恵土「誰もがそうってわけじゃねえが

掴まれた時が、一番攻撃が当たる可能性が高いんだよ。


無論、もろにな(にっ」


氷が付いた右足を見せつけるようにぶらつかせながら言い放った。

無論、繰り出したのは左足蹴りである。



精霊『えっらそー』

恵土「先輩だからいいだろ!この道12年だぞ?

2歳にさらわれかけて、3歳から修業つけてもらったんだから」


焦凍「…流石だな(微笑」

お?なんか嬉しそう。


修業つけてもらうの好きなのかな?


もしくは、圧倒的過ぎて相手にならなかったが

初めて現れた同い年相手が嬉しいって感じかな?



まあいいや。

まずは分析。


私は、次々に浮かぶ疑問を振り払い

戦いに集中しようと、再びショートに向けて構えた。


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