第13章 平和な日常へ
『え?;』
飯田「そんなに大声を出しては、身体に響くと思いますが!;(挙手」
八百万「大丈夫ですの?無理を押して来て」後ろに居る恵土に向く
こんな時でも相変わらずだな;真面目ーズ;
恵土「だ、大丈夫だよ。
ちょっとくらいh
相澤「お前には……………」
『?』
恵土「!
(まさかあのこと!!??)
まっ
相澤「もう、時間なんて残ってねえだろ」
恵土「っ!(汗」
席を立ちながら止めようとした直後…
最悪のタイミングで、口を割られた。
相澤「…何のための特例か。
お前が、一番よく解ってるだろ」
恵土「!!…ぁ…
…(うつむく」
何か、言い返そうとした。
でも…
何も、言葉にならなかった。
相澤「分かったら、大人しく帰れ」
恵土「…(ぎゅう!」
相澤「…」
拳を握り締めながら震える中
それを、教卓に居るイレイザーは黙って見つめていた。
有無を言わさない、威圧感をかけながら…
それに私は、目を細めながら拳を握り締めていた。
『誰にも言いたくない』
『知られたくない』
そんな想いの中、震えながら……
相澤「ここに来るまで、何回倒れた?」
恵土「!!」
相澤「…言ってみろ。何回だ」
緊迫感に包まれる中
私以外には、誰も言葉を発さなくなっていた。
恵土「……(すっ)
5回」
相澤「頭がぐらついた感覚は?」
恵土「…15回」
相澤「…寝るか帰れ。
寝るなら保健室でも行って
それから眠ってる間に病院に連れてってもらえ。
念のために手配はしておいた。
看護師の言葉で変に早とちりするな。
ベッドの上でって話だからな」
恵土「!じゃあベッドをここに持って来れば」
相澤「できるかアホ」
恵土「がっくし);」肩落とす
相澤「本当に来たいのなら
明日までにしっかり休んで、ぱっぱと来れるようにしろ。
この意味も、解ってるな?」
恵土「…解ってるよ」
言いたいことも
イレイザーなりの優しさも、本当によく解ってる。
だから、ちゃんと目を見て頷いた。