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越えてゆく者【ヒロアカ】

第8章 学校生活




勝己「ちっ!

あほか。避けろバカ!!」

BOOOM!!!!


『…あ』


その直後、私は飛ばされ

切島は硬化で……



恵土「手形のこったじゃんか!!;エージの!;

どーすんだこれ!!;
私の机だったからいいけど!;(ビシィッ!」

勝己「知るか!!

お前の手が傷付くことの方がいてえんだよ!!」
恵土「それこそ知らんわ!!・・;」


ぎゃいぎゃいと喧嘩する中…


恵土「いいか!?
私の手を動かそうとするなよ!?避けさせるなよ!!??

私は伝統行事を死守したいんだよおお!!(ばんばん!」


机を片手で叩きながらシャウトしていた。


『そこまで死守してどうすんだ;』

瀬呂「そこまでこだわりが強いのかよ;」


そう、周囲から冷や汗交じりに見守られる中…



恵土「思いっきりやれよ!!ショート!」


そう叫ぶ中

もう一回やり直すと、ぺちんと叩かれた。



無論、避ける派のかっちゃんとエージは避けていて…

私だけだったのだが


少しだけ痛みを感じただけだった。



恵土「………(ぽかーん)


優しいんだね、ショート。

かっちゃんだったら
机にぶち当たったらジーン!!ってなるぐらい全力だったのに(ぶうぶう」

勝己「何年前だ;」


そう言い合う中、机を移動させて…

チャイムと同時に、席につくことができた。



恵土「ありがとね、ショート(微笑」

轟「気にするな。

本気でやったら、どっちも痛いだろ」


そう短く返ってくる答えが…

なんか新鮮で、嬉しいものだったわけで……



恵土「ははっ^^」

嬉しくて、何か笑えた。


勝己「むす)…」

それになぜか

かっちゃんは、むっすーとした顔のまま一日を最後まで過ごしていた。



なぜか、少しほんわかした日常だったのを忘れないだろう。

学級委員長も、飯田に指名されることになったし…


今日も平和だ。



そう思う中

昼休みは終わり、委員決めは進められていった。


それから今日という一日が終わるまで

そんなに時間はかからなかった。


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