第5章 初めての夜 ※おそ松
お「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・ッ」
私の横にどさりと寝転がり息を整えるおそ松くん。
ーーー私、本当に犯されたんだ、この人に・・・
再び溢れる涙。
するとおそ松くんが起き上がり、寝転がる私の横に座った。
お「ななみちゃん・・・最高だった!」
私の額を撫でニヒッと笑ったおそ松くん。
ーーーなんでだろう、怖くない・・・この人に犯されたはずなのに・・・
目に映るおそ松くんに、さっきまでの恐ろしさはまるで感じない。
それでも、私がおそ松くんと体を重ねたことは消えない事実で。
それでも、未だ犯された事を夢ではないかと思う自分もいて。
おそ松くんの顔を見ながら、私は意識を手放した。